夏休みは、久しぶりに穏やかな時間でした。
デイサービスに通いながら、毎日をのびのびと過ごしていた長女。
宿題もきちんと終わらせて、
工作も仕上げて、ラジオ体操にも行って、
キャンプにも参加して。
どこにでもいる小学1年生として、夏を満喫しているように見えました。特に変わった様子もなく、
「このまま落ち着いて学校に通えるようになるのかもしれない」
そんな淡い期待を抱いていました。
でも――。8月の下旬、学校が再開してから、
長女は猛烈な登校しぶりを見せるようになりました。
「夏休み前は楽しそうに通っていたのに、どうして?」
私は混乱し、戸惑い、答えが見つかりませんでした。
そのときは知らなかったけれど、
日本では毎年、夏休み明けの前後に学校へ行くことの辛さから命を落とす子が多いと、
あとになってニュースで知りました。
あの時期、長女も、そんな限界の中にいたのかもしれません。
また、下の子をベビーカーに乗せて、朝の通学路を歩く日々が戻ってきました。
その頃の私は、自分でも気づかないほど心がすり減っていたのだと思います。
ひとりになると涙が出て、
普通に登校できている子が羨ましくて、
自分の置かれている状況が情けなくて、
ただ外を歩いているだけで泣けてくる日もありました。
スクールカウンセリングも受けていたけれど、何の助けにもならず、
先生たちも「頑張って登校できたね」とシールやスタンプを押してくれていたけれど、
もうその程度ではどうにもならない段階まで来ていました。
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