支援級までの長い道のり

不登校

支援級までの長い道のり

通級にも、通常の教室にも行けなくなってしまい、支援級の利用を検討し始めました。
──と書くと、最近の話のように聞こえますが、実際にはもっと前から「支援級が合うのでは」と思っていました。

けれども、支援級の先生の考えもあり、すぐに体験をさせてもらうことはできませんでした。
何度も打診を重ねて、ようやく1コマだけ体験できることになったのです。

体験後、長女はとても楽しそうでした。
その姿を見て、ようやく少し安心したのを覚えています。

ただ、「支援級の児童に影響するかもしれない」という理由から、体験のペースはとてもゆっくり。
牛歩のような進み方で、週2コマを2週間、そのあと週3コマを2週間というスケジュールで進みました。
正直、1日1コマくらいは入れてほしかったのですが、その希望も通りませんでした。

授業内容は国語や算数をなるべく除外し、「生活単元」という支援級独自の授業に参加しました。
「生活単元」では、箸の使い方、鉛筆の持ち方、友達とのコミュニケーション練習など、日常生活に密着したさまざまな学びが行われます。

長女はその授業をとても楽しんでいて、教室にいる時間が穏やかで安心している様子でした。
その姿を見て、「やっぱりこの環境が合っているのかもしれない」と感じました。

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