今、子どもたちの間でシール交換が流行っていますよね。
我が家では「おしりシール」が大流行中です。
キャラクターのおしり部分に、ぷにぷにとした感触のシールがついていて、それがたまらなく楽しいらしいのです。
年末に注文していたおしりシールが、年始に届きました。
長女にはすでにプレゼントしていたため、今回は二女と三女に、二枚ずつ贈りました。
本来なら、
「二枚ずつ配っておしまい」
それだけの話のはずでした。
けれど、シールを見た長女が「それは私もほしい」と所有権を主張し始め、場は一気に混乱しました。
結果的に、本来もらえるはずだった二女のシールの枚数が減ってしまいました。
それが引き金になりました。
二女は大泣きしながら
「お姉ちゃんなんか〇ね!殺す!」
と叫び、なんと包丁を持ち出したのです。
私はちょうど料理をしていました。
ほんの一瞬のすきに、包丁を見つけられてしまいました。
混乱した状態の子どもから包丁を取り上げるのは、想像以上に神経を使います。
声を荒げれば逆効果になる。
近づきすぎれば危険。
でも、放置することはできない。
細心の注意を払いながら、なんとか包丁を取り上げました。
……しかし、それで終わりではありませんでした。
次に凶器になったのは、フォークでした。
フォークを手に、威嚇し合う長女と二女。
どれだけ口で止めても、言葉はまったく届きません。
そのとき、私は強い無力感に襲われました。
「親なのに、何もできない」
そんな思いが頭をよぎりました。
こういうとき、どう対応すべきだったのか
事態が落ち着いたあと、私は必死に調べました。
「子ども 興奮 凶器」「兄弟げんか 刃物」
出てくる情報を読みながら、冷静になってからようやく整理できたことがあります。
① 興奮のピークでは「説得」はしない
感情が爆発している状態では、
- 正論
- 注意
- 諭す言葉
は、ほぼ意味を持ちません。
この段階でやるべきことは
行動を止めること、安全を確保することだけ。
感情を落ち着かせる話は、あとでいい。
まずは危険な物から物理的に距離を取らせることが最優先だと知りました。
② 危険な物は「事前に」視界から消す
今回一番の反省点はここでした。
- 料理中でも、子どもの手の届く場所に包丁があった
- フォークも簡単に手に取れる場所にあった
「まさかここまでになるとは思わなかった」
そう思ってしまう自分の油断がありました。
感情が爆発しやすい子がいる家庭では、
興奮時に“凶器になり得る物”を事前に遠ざける
これがとても重要だと痛感しました。
③ 言葉より「環境」で止める
口で止めるよりも、
- 子ども同士を物理的に離す
- 別の部屋に誘導する
- 目に入る刺激を減らす
こうした環境調整のほうが、はるかに効果的でした。
④ 落ち着いてから、短く振り返る
完全に落ち着いたあとで、
- 何が嫌だったのか
- どうしてあんな行動になったのか
を、長い説教ではなく、短く確認しました。
「シールが取られて悔しかった」
「自分のものだと思った」
理由はとても単純で、幼いものでした。
親が悪いわけではない
今回の出来事で、
「私の育て方が悪いのでは」
そう思わなかったと言えば嘘になります。
でも、調べていく中で何度も目にしたのは、
感情のコントロールが未熟な子どもは、
言葉より先に行動が出ることがある
という言葉でした。
それは、親の失敗というより、
発達段階と特性の問題なのだと思います。
同じような状況の方へ
もし、今まさに
「どうしてこんなことに…」
と途方に暮れている方がいたら、伝えたいです。
あの場で完璧な対応ができる親なんて、いません。
怖かった、無力だったと感じたこと自体が、
子どもを守ろうと必死だった証拠です。
次に同じことが起きないよう、
少しずつ「環境」と「備え」を整えていけばいい。
私自身、この出来事を忘れずに、
家庭内の安全をもう一度見直そうと思います。



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