母だけに向けられる嵐のような感情

金曜日、長女が帰宅すると同時にリスパダールを飲ませました。癇癪を起こすことが、もう予測できていたからです。本来は夕食後の処方ですが、その日は夕食前にすぐ服用させました。

それでも小さな癇癪をいくつも挟みながら、いったん落ち着いた時間が訪れました。

ヘルパーさんと一緒にピアノを弾き始めた長女。曲は「ねこふんじゃった」。よくある曲ですが、まだ完全にはマスターしていません。案の定、間違えました。

「ママ弾いてー!」ここまでは機嫌も良く、私も応じました。私の演奏を聞いて、もう一度チャレンジ。やはりうまくいかない。

「ここはこうだね」と弾き直した、その瞬間でした。「このピアノが壊れてるんだ!!!」突然、火がつきました。

「ママ!もう一回弾いて!!弾いて!!」胸ぐらを掴まれ、前後に大きく揺さぶられました。

「痛い!やめて!」と叫ぶと、今度は両手でみぞおちを激しく叩き始めました。

木曜日に続き、金曜日も暴力。心が限界でした。ヘルパーさんにこどもたちを任せ、私は寒空の中、車へ避難しました。

まだ信頼関係が修復できていない夫に、テレビ電話をかけました。暴力を受けている現状を、包み隠さず伝えました。

返ってきた言葉は、「信じられない」。夫の前では、長女はとても良いお姉ちゃん。いつも褒めてあげているそうです。私は、言葉を失いました。

夫の前では模範的なお姉ちゃん。私の前では、モンスター。

訪問看護師さんからは、すでに「一時保護を考えたほうがいい段階」と言われていました。夫にSOSを出し、そのことを伝えると、すぐに駆けつけてくれました。そして長女を、ついでに次女も一緒に、夫宅へ連れ帰ってくれました。

その場に居合わせたヘルパーさんから、こんな言葉をかけられました。「お母さんが、長女さんにものすごく気を遣っているのが分かる。だからこそ、長女さんはお母さんにマウントを取っているよ」

優しくして、要望を叶えてきたつもりでした。でも、それが図に乗らせてしまっていたのだと。下に見られていたのだと。

「犬の社会と同じじゃないか」そう思って、悲しくなりました。

土曜日と日曜日は、訪問看護師さんや友達に電話をしました。泣いて寝込んで、寝込んで泣いて。そんな二日間でした。

まだ整理はついていません。答えも出ていません。けれど、これが今の現実です。

引き続き、近況をアップしていきます。

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