働きたいのに働けない――不登校の子を抱える母の焦り

不登校

働きたいのに働けない――不登校の子を抱える母の焦り

新学期が始まった1月。
娘は朝からデイサービスに通えるようになっていました。
少しずつ生活のリズムが戻り、私もほっと胸をなでおろしていました。
けれど、時折「おなかが痛い」と訴えることがあり、
そのたびにおなかをさすってあげて、安心させる毎日を送っていました。

デイサービスでは夕方16時半まで預かってもらえるのですが、
疲れや不安が出てしまい、昼過ぎに帰ってくる日も少なくありませんでした。

私は2月に下の子の育休を終え、職場に復帰する予定でした。
けれど、娘は毎日安定して最後までデイにいられるほどの元気を、
まだ取り戻せてはいませんでした。

仕事と子育てを両立できるのか――焦りの気持ちでいっぱいになりました。
どうにか働き方を見つけようと、職場の人事担当者と面談を行いました。
在宅ワークはできないか、
家庭の事情による休職は可能か、
不登校対応のための特別な制度はないか――
できる限りの可能性を探りました。

しかし、結果は厳しいものでした。
在宅勤務は制度として導入されておらず、
介護休暇はあるものの30日間の使い切りで、一度使うと再取得はできません。
自己都合の欠勤が続くと免職になる決まりがあり、
子どもを連れての出勤も認められていませんでした。
子連れ出勤ができる部署も存在しませんでした。

「低学年で、不安障害がある子をひとりで留守番させる」なんて、
現実的にできるはずがありません。
制度の隙間に、私たち親子のような家庭はぽっかり取り残されている――
そんなふうに感じました。

この話を聞いて、みなさんはどう感じられるでしょうか。
不登校の子を抱えていると、今までのようには働けません。
働きたい気持ちがあっても、
社会の仕組みがそれを支えてくれないのです。

面談を終えた帰り道、私は絶望感で胸がいっぱいになり、
しばらく職場の建物を振り返ることができませんでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました