二女、発達障害がわかるまで(0~3歳編)
少し時間は遡って、二女がうまれて発達障害の診断がつくまで
振り返りたいと思います。
お産の時まで遡ります。
長女の出産は逆子で、帝王切開での出産となりました。
しかし、そのときの切開部分が一年以上痛み、
次の出産はできれば自然分娩で産みたいと思うようになりました。
そこで、VBAC(帝王切開後の経膣分娩)を受け入れてくれる病院を探し、
慎重に準備を進めました。
妊娠の経過は順調で、陣痛促進剤を使い、
陣痛が始まってからわずか一時間ほどでのスピード出産でした。
結果的に、私にとっては通常分娩のほうが体への負担が少なく、
産後の回復もとても早かったように感じます。
生まれた二女は、よく笑い、よく眠る穏やかな赤ちゃんでした。
長女がなかなか寝ないタイプだったので、その違いに驚いたほどです。
二女が生まれてからは「スワドルミー」というおくるみを愛用していました。
おくるみに包んでベッドに寝かせ、そっと部屋を出ても、
ニコニコしながらひとりで眠ってくれる子でした。
寝かしつけをしなくても勝手に寝てくれる姿を見て、
「二人目は楽って、こういうことなのか」と感じたのを覚えています。
寝る時間も長く、いつも同じ方向を向いて寝ていたせいで、
頭の一部が少し陥没してしまうほどでした。それほどよく寝る子でした。
今振り返ると、
二女が生まれたころから長女の特性が強く出てきていたように思います。
まだ新生児だった二女に対して、
当時二歳だった長女が足で蹴ったりすることもありました。
そのときは「やきもちを焼いているんだろう」と深く考えず、
よくある姉妹の姿だと思っていました。
けれど、今思えばその頃から、
姉妹それぞれの「特性」が少しずつ現れていたのかもしれません。



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