3歳で包丁を持ち出した我が子――発達凸凹児を育てる母が今も忘れられない出来事

発達障害

3歳で包丁を持ち出した我が子――発達凸凹児を育てる母が今も忘れられない出来事

時系列が少し前後しますが、発達に凸凹のある子を育てる中で、
今でも忘れられない衝撃的な出来事について書こうと思います。

長女がまだ三歳だったころのことです。
癇癪を起こした理由は、正直なところはっきり覚えていません。
ただ、当時まだ一歳だった二女から私を独占したかったのではないか、
という記憶があります。

そのとき、長女の二女に対する暴力があまりにも激しく、
私は二女を守るため、鍵付きの寝室に二女と一緒に引きこもりました。

すると長女が、「包丁もってくるんだからね!!!」と叫びました。
三歳の子どもの言葉だと思い、私はあえて反応しませんでした。

しかし、その直後、本当に長女は包丁を持って寝室の前に現れました。
そして「ドア開けるんだからね!」と言いながら、
包丁でドアを何度も切りつけたのです。
数にすると、10回ほどだったと思います。

今でも、ドアノブの周りやドアそのものに、そのときの傷跡がはっきり残っています。

私は「包丁を持ち出した」という事実をどうしても受け止めきれず、
すぐに幼稚園の先生に電話をしました。
ところが返ってきた言葉は、
「長女さんがかわいそうです。もっと構ってあげてください」
というものでした。

しばらくして帰宅した夫に事情を話しても、
「長女は悪くない」と言われました。

では、私が悪かったのでしょうか。

現在、長女は八歳になりました。
残念ながら今でも、激しい癇癪を起こすと包丁を持ち出そうとします。
そのため包丁は厳重に管理し、長女には分からない場所に隠しています。

また、二女や三女が私の膝に乗ったり、
私と楽しそうに会話しているだけで、ひどく憤慨することもあります。
医師からは「自閉症の特性による強い独占欲かもしれない」と説明を受けました。

どれだけ長女に構い、目をかけ、手をかけても、
長女が「満足した」と感じられる瞬間はありません。

そして今でも、あのとき園の先生や夫から責められたように感じた出来事を、
私は忘れることができずにいます。

あのときの私は、本当に間違っていたのでしょうか。

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