インチュニブ、はじめての一錠

発達障害

長女に、インチュニブが初めて処方されました。

インチュニブとは?

インチュニブは、
ADHDの治療に使われる薬で、
衝動性や多動、不安の強さをやわらげる目的で処方されることがあります。

覚醒剤系ではなく、
気持ちや体の興奮をゆるやかに鎮めるタイプの薬

即効性というより、
毎日飲み続けて効果を見ていく薬です。

副作用としては、
・眠気
・血圧低下
・めまい
・口渇
などが知られています。


小学二年生、初めての「錠剤」

問題は、
錠剤しかないということ。

粉薬はありません。

小学二年生、
しかも感覚過敏のある子にとって、
初めての錠剤はかなりのハードルです。

医師にも、薬局にも、
「かみ砕かないでください」と言われ、
パンフレットにもそう書いてありました。

なので、ゼリーに入れて飲ませてみました。

……予想通り、だめでした。

やっぱり感覚的に無理そうだな、とは思っていました。
そして案の定──

噛んでしまいました。

もう、ここまで来たら仕方ありません。
噛んだまま、飲ませるしかない。

苦いと言うので、
ゼリーをがぶがぶ食べさせ、
ジュースも飲ませて、
なんとか飲み切りました。

飲ませたのは、夕食後の18時


効果?と思った瞬間

変化があったのは、寝る直前の20時ごろ

長女が言いました。

「頭がすっきりする!!!
脇のあたりがざわざわするけど、
すっきりして、気分がいい!」

寝る前は必ずぐずるのですが、
その日は軽めのぐずりだけで就寝。

「もしかして、合っているのかも」
そんな期待が少し生まれました。


問題は、翌朝

翌朝、長女が
息が苦しい」と訴えました。

自分で体温計を持ってきたので、
本当に具合が悪いのだと思いました。

なんとなく、
脱水症状っぽい気がして、
ジュースを2杯飲ませました。

すると、
「少し涼しいところにいる方が楽」と言い、
30分ほどで落ち着きました。

風邪薬と違って、
精神科の薬は
経過観察そのものが緊張の連続です。

副作用が出ないことを、
心から祈る。
でも、現実には副作用は出る。


医師に相談してみたけれど

ちょうどその日、
二女の児童精神科の受診もあったので、
医師に副作用について相談してみました。

返ってきた言葉は、

「脱水症状だったかもしれませんが、
水を飲んで回復したのであれば
継続して飲ませてください

……あっさり。

錠剤が飲めないことについては、

ラムネを飲み込む練習をしてください

と言われました。

正直、思いました。

大人でも、ラムネを噛まずに飲み込みますか?

感覚過敏のある子に、
それを練習でどうにかしろと言われても……。

どちらの返答も、
どこか寄り添われていないように感じてしまい、
迷いが一気に膨らみました。

その結果、
今日は服用させずに寝かせました


薬を飲ませるという決断

薬を飲ませるか、飲ませないか。
どちらも怖い。

飲ませなければ、
今のつらい日常が続く。
飲ませれば、
副作用という別の不安が始まる。

親はいつも、
その間で揺れています。

「正解」は、誰も教えてくれません。

今日のこの迷いも、
きっとまた、次の受診で話すことになるのでしょう。

同じように悩んでいる人がいたら、
ひとりじゃないよ、と伝えたくて
ここに書き残します。

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