不登校の娘とクラス替え、期待と現実のあいだで

春は、新しいスタートの季節です。けれど今年のわが家にとって、そのスタートは少し苦いものでした。

不登校の長女にとって、「クラス替え」はとても大きな意味を持ちます。教室に入ること自体に大きなハードルがある中で、「誰と一緒か」は安心できるかどうかを左右する大切な要素だからです。

2年生の担任の先生、そして特別支援コーディネーターの先生との面談で、私はクラス編成について希望を伝えました。

長女が心を許しているお友達の名前を、思いつく限りで4人。

「ひとりでも同じクラスになれたら、学校に行くきっかけになるかもしれません」そうお伝えすると、先生からはこんなお返事がありました。

「できますよ。来られるようになるなら大事ですし、考慮できますので検討しますね」

その言葉に、正直ほっとしました。こちらから伝えることで、きちんと見てもらえるのだと安心したのです。

そして迎えたクラス発表の日。

結果は——名前を挙げた4人、誰ひとり同じクラスにはいませんでした。

「考慮する」とは、どういう意味だったのでしょうか。頭では、さまざまな事情があることも理解しています。人数のバランスや全体の人間関係、他の子どもたちの事情…。すべての希望を叶えることが難しいのも分かっています。

それでも——あのときの言葉を思い出すと、どうしても納得しきれない気持ちが残ります。

期待してしまった分、悔しさも大きくて。長女のことを思って伝えた希望だっただけに、なおさらでした。ふと、頭をよぎることもあります。

以前、教育委員会に相談に行った際に「まだ受け取っていない教材がある」と伝えたこと。クレームのつもりではなかったけれど、結果的に学校側にはそう受け取られてしまった出来事。

今回のことと関係があるのかどうか。それを確かめることはできません。だからこそ、余計にモヤモヤが残るのかもしれません。

1年生から2年生に上がるときは、こちらから何も言わなくても、担任の先生が配慮してくださったクラス編成でした。

だからこそ今回、「伝えたのに叶わなかった」という事実が、より重く感じられます。

学校との関わりの中で感じたこと、思うことはまだあります。それについては、また次の機会に書こうと思います。

ただひとつ確かなのは、長女にとって少しでも安心できる環境を、これからも模索し続けたいということです。親としてできることは限られているけれど、その中で最善を選び続けていきたいと思います。

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