パニック障害と向き合う日々。私がマッサージで取り戻した“呼吸”

パニック障害ー過呼吸

パニック障害と向き合う日々。私がマッサージで取り戻した“呼吸”

過呼吸を発症してから、
私はまず「休むこと」に専念しました。
実家から母が来てくれて、家事や育児のほとんどを引き受けてくれました。
食事の準備、掃除、洗濯、こどもの世話。
私はほとんど何もできず、ただベッドで横になって過ごす日々でした。
処方されたソラナックスの影響もあり、常に眠気が強く、
朝ご飯を食べては昼寝をし、昼ご飯を食べてはまた眠る──
そんな生活がしばらく続きました。

少しずつ体が落ち着いてきたころ、
「このままではいけない」と思うようになりました。
そこで、パニック障害を経験したことのある友人から
「マッサージを受けてみるといいよ」と勧められました。
決して安いものではなく、安いお店でも一回4,500円ほど。
それでも、何かを変えるきっかけになるならと、思い切って予約を入れました。

初回の施術の日は、まだ薬を飲んでいても体がふらふらし、
まっすぐ歩くのも大変な状態でした。
後から聞くと、
セラピストの方から見ても「尋常じゃない様子」だったそうです。
顔色は悪く、歩くのもゆっくり、台に上がる・降りるなどの動作も不安定。
その姿は、自分が思っている以上に弱っていたことを物語っていました。

施術が始まってしばらくすると、
セラピストから
「こんなに背中が固い人はなかなかいませんね。巻き肩選手権があったらぶっちぎり一位ですよ!」
と笑いながら言われました。
その言葉に思わず苦笑しつつも、私ははっとしました。
自分の体をこんなに固く、こわばらせていたのは、
日々の緊張と我慢の積み重ねだったのだと気づいたのです。

それが、過呼吸を発症してから初めて受けたマッサージでした。
一度で劇的に良くなるわけではありませんでしたが、
施術が終わるころには少し呼吸がしやすくなっていました。

心と体はつながっている。そのことを身をもって実感した時間でした。
ここから、私の「パニック障害を克服するための小さな一歩」が始まりました。

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