実際の年末の帰省で感じた、パニック障害と移動の関係

パニック障害ー過呼吸

今回の年末の帰省は、 私ひとりで、発達凸凹のある子ども三人を連れての移動でした。

行程は、

バス → JR → バス。

片道およそ5時間の大移動です。

正直、 「自分の体調はもつだろうか」 という不安もありましたが、 今回はあえて自分の症状に注目して振り返ってみたいと思います。


往路:発作はまったく出なかった

行きの移動では、 不思議なことに、 パニック発作は一度も出ませんでした

理由ははっきりしています。

  • 子どもたちの安全確認
  • 荷物の管理
  • 次の乗り換えの段取り

常に頭も体もフル回転で、 自分の体調に意識を向ける余裕がなかったのです。

高速バスでは、 安心しきって仮眠を取れたほどでした。

「移動=必ず発作が出るわけではない」

そう実感できた往路でした。


復路:自分ひとりになると、不安が顔を出した

帰りは、 子どもたちを夫に預け、 私ひとりでの移動でした。

高速バスは問題なし。

ところが、 JRに乗り換えるとき、 発作の種は思わぬところにありました。


きっかけは「少し走ったこと」

乗り換え時間が迫っており、 私は少しだけ走りました。

その結果、

  • 息が上がる
  • 胸が苦しい

という状態に。

すると、

「これは過呼吸では?」

という不安が一気に広がりました。

さらに、

  • 大混雑のJR車内
  • マスク着用による息苦しさ

が重なり、 不安は強まりました。

インフルエンザが怖くて、 マスクを外すこともできませんでした。


マスクを外し、呼吸を整えて落ち着く

目的地の駅に着き、 人の流れから外れたところで、 ようやくマスクを外しました。

ゆっくりと呼吸をすると、 少しずつ落ち着いていくのが分かりました。

大きな発作には至らず、

「不穏な波が来ただけで済んだ」

そんな感覚でした。


行きと帰りの違いを振り返って

改めて比べてみると、 違いはとてもはっきりしていました。

行きで不穏にならなかった理由

  • 子どもの対応で気が紛れていた
  • 呼吸が乱れる場面がなかった

帰りに不穏になった理由

  • 軽く走って呼吸が上がった
  • 息苦しさを「発作」と結びつけてしまった

状況と体の感覚が結びついた瞬間に、 不安は一気に大きくなるのだと感じました。


これから心がけたいこと

今回の帰省を通して、 次のことを意識していきたいと思いました。

  • 日ごろから、軽い運動で「息が上がる」経験をしておく
  • 息が上がっても「異常ではない」と体で知っておく
  • 普段と違う状況では、焦らず、ゆっくり、無理をしない

パニック障害と付き合う中で、

「症状をなくす」よりも、 「症状が出ても慌てない」

ことが、 少しずつできるようになればいい。

今回の年末の帰省は、 その大切さを改めて教えてくれた経験でした。

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