先日、鼻風邪をひきました。鼻がつらかったので、鼻うがいをしました。
そのときに耳に水が入ったような感覚がありました。
それから約2時間後。左耳に突然の激痛。水曜日の夜でした。
木曜日は病院が休みだったため受診できず、金曜日に耳鼻科へ行ったところ、
「かなり状態の悪い急性中耳炎」と言われました。
(※急性中耳炎は、風邪などで鼻と耳をつなぐ耳管から細菌やウイルスが入り、中耳に炎症が起きることで発症します。)
処方された薬の中に風邪症状用として葛根湯が入っていました。
葛根湯は、風邪の初期によく使われる漢方です。そのため私は特に疑いもなく飲みました。
しかし――飲んで約40分後・強い動悸・心臓がバクバクする感覚が突然起きました。
私は過去にパニック発作を経験しているため、すぐに・抗不安薬・頓服薬を服用しました。
なぜ葛根湯で動悸が起きたのか調べて初めて知ったのですが、葛根湯には麻黄(まおう)という生薬が含まれています。
この麻黄にはエフェドリンという成分が含まれています。
エフェドリンは交感神経を刺激する作用があり、
・動悸・心拍数増加・血圧上昇・興奮などの症状が起きることがあります。
つまり、体を「活動モード」にする作用があるのです。そのため体質によっては
・強い動悸・不安感・神経の高ぶりを感じることがあります。
パニック障害がある人は注意パニック障害では、・動悸・息苦しさ・強い不安といった身体感覚が発作の引き金になることがあります。
そのため、交感神経を刺激する成分(エフェドリンなど)は症状を誘発する可能性があります。
※すべての人に起こるわけではありませんが、体質によっては注意が必要です。漢方=安全、ではない漢方は「自然のものだから安全」と思われがちですが、実際には薬効の強い生薬も含まれています。
例えば・麻黄 → 動悸、血圧上昇・甘草 → 低カリウム血症などといった副作用が知られています。
今回思ったこと今回のことで感じたのは「飲んでみないとわからない」ということ。
そして、パニック障害を持っている人は葛根湯などの麻黄を含む漢方に注意が必要かもしれないということです。
風邪のときによく出される薬なので、私のように何も考えず飲んでしまう人も多いと思います。
もし同じような体質の方がいたら、少しだけ気をつけてほしいと思い書きました。
※この体験は個人の症状であり、すべての人に同様の反応が起きるとは限りません。薬については必ず医師・薬剤師に相談してください。


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