過呼吸のシーンに目をそむけたくなるのは、私だけでしょうか

パニック障害ー過呼吸

パニック障害を持っています。

発症してから、世界の見え方が少し変わりました。

・バス
・長距離バス
・JR
・混雑したJR
・混雑した場所
・市役所
・フォーマルな面談
・普段行かない病院

これらすべてが、「少し不安な場所」になりました。

「逃げられないかもしれない」
「具合が悪くなったらどうしよう」

そんな思いが、常にどこかにありました。


一年かけて、少しずつ

でも、この一年で少しずつ変わってきました。

薬の力も借りながら、
小さな挑戦を重ねてきました。

最初は短い距離のバス。
空いている時間のJR。
人が少ない時間帯を選んで外出。

「できた」を積み重ねて、
少しずつ行動範囲が広がってきました。

怖さがゼロになったわけではありません。
でも、「怖いけれど大丈夫」が増えてきました。


どうしても苦手なもの

それでも、どうしても苦手なものがあります。

ドラマや映画の中の「過呼吸のシーン」です。

先日、普段見ているドラマで、偶然その場面に出くわしました。

胸がざわつきました。

初めて過呼吸を起こしたときの
あの不安感。
孤独感。
息がうまく吸えない恐怖。
手足に力が入らない感覚。

一瞬で、記憶がよみがえります。

私自身が過呼吸になるわけではありません。
でも、暗く重たい気持ちが広がっていきます。

あの頃の自分に引き戻されるような感覚。

これは私だけでしょうか。


見るものを選ぶということ

それ以来、見る番組にも少し注意するようになりました。

殺害シーンが多いもの。
出血が多いもの。

つまり、刑事ものや医療ドラマは、ほとんど見なくなりました。

以前なら平気だったはずのものが、
今は少し刺激が強すぎる。

でもそれは「弱い」からではなく、
回復の途中だからだと思っています。


自分で自分を守る

無理をしない。
自分の心がざわつくものから距離をとる。

それは逃げではなく、自衛。

自分でできる範囲で自分の心を守りながら、
ゆっくり回復していく。

怖いものがあってもいい。
全部克服できなくてもいい。

それでも、バスに乗れるようになった。
JRにも乗れるようになった。

それだけでも、十分前に進んでいる。

今日も、自分のペースで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました