息ができない日から、私のパニック障害との闘いが始まった
突然倒れてから一夜明けた日、
私はまだ息苦しさが抜けないまま、母に支えられながら心療内科へ向かいました。
自分の足でしっかり歩くことができず、
一歩一歩を踏みしめるたびに体が重く感じられました。
胸のあたりがつねに締めつけられ、
呼吸をしても空気が入ってこないような感覚が続いていたのです。
病院に着くと、待合室の椅子にはとても座っていられず、
受付の方に事情を説明して、すぐにベッドで横にならせてもらいました。
先生はすぐに来てくださり、
倒れる前の状況や、これまでの心身の状態を丁寧に聞いてくれました。
話すことも苦しかったのですが、
少しずつ状況を説明していくうちに、
自分の中でも何が起きているのかを少しずつ整理できていったように思います。
提携している病院で入院することもできると言われましたが、
まずは薬で様子を見ましょうということになりました。
診断はまだ確定ではありませんでしたが、
先生から「過呼吸の症状が出ています。繰り返すようならパニック障害の可能性もあります」
と告げられました。
処方されたのは「ソラナックス」という抗不安薬でした。
会計も薬の受け取りも、自分では立っていることができず、
母にすべて任せました。
私はただベッドに横になり、息を整えようとするばかりでした。
母が戻ってきて薬を手渡してくれたとき、すぐに一錠を口に含みました。
それから10分ほど経つと、少し体が軽くなり、
30分もするとスタスタと歩けるまでに回復しました。
その変化は驚くほどで、
「あんなに苦しかったのに」と信じられない気持ちでいっぱいでした。
けれど、これは終わりではなく、始まりでした。
息ができない恐怖と突然の発作、
そして再び同じことが起こるのではという不安。
そこから、私のパニック障害との闘いが始まったのです。



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