揺れながらも前へ——長女の参観日記録

不登校

三年生に進級してから、長女が突然学校に通い始めました。
あれだけ足が遠のいていた日々が嘘のようで、いまだに少し不思議な気持ちがあります。

そんな中、参観日に行ってきました。

授業は国語。
長女は最初から最後まで席を立つことなく、しっかりと座って授業を受けていました。
さらに、挙手をして自分の考えを発表する場面もありました。

その姿を見て、正直こう思ってしまいました。
「今までの一年半は、一体何だったんだろう」

それくらい、不登校だった期間を感じさせない自然な様子でした。

ただ、よく見ていると気になる点もありました。
座っているあいだ、度々身体が小さく揺れていたのです。

じっとしているために、揺れでバランスを取っているようにも見えました。
本人なりに集中を保とうとしている工夫なのかもしれません。

その様子を見て、頭をよぎったのは薬のことでした。
もしADHDの薬が飲めたら、もう少し楽に過ごせるのかもしれない——そんな思いが浮かびました。

長女は口の中の感覚に過敏さがあり、以前は飲めていた錠剤が、また飲めなくなってしまっています。

きっかけは小さな出来事でした。
三日ほど順調に飲めていたある日、錠剤を飲み込むときに喉に引っかかってしまったのです。

そのときは何事もなかったように飲み終えたのですが、どうやらその経験が強く残ってしまったようでした。

翌日からは、ストローを使った方法でもうまくいかず、ジュースを口に含むだけで、錠剤を一緒に飲み込むことができなくなってしまいました。

一度の体験が、その後の行動に大きく影響する。
その繊細さを改めて感じる出来事でした。

それでも今、長女は学校に通っています。
「行きたいけど行きたくない」とこぼす日もあります。

その言葉には、前に進もうとする気持ちと、不安や負担の両方が含まれているように感じます。

無理に引っ張るでもなく、かといって止まり続けるでもなく。
その間で揺れながらも、今できていることをひとつずつ積み重ねていく。

そんな日々を、これからも淡々と見守っていこうと思います。

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