夫が入院し、義母と私、そして子どもたち3人での生活が始まりました。
夫がいない生活。
これまでとはまったく違う状況の中で、義母がいてくれることは心強いことのようにも思えました。
けれど、夫が入院して二日目。
私は、ある変化に気づいていました。
変化があったのは義母でした。
義母は部屋に引きこもり、ほとんど部屋から出てこなくなったのです。
朝と夜のご飯だけは作ってくれました。
おそらく夫が入院する前に、義母へそのように伝えていたのだと思います。
義母が作ってくれるご飯を、子どもたちも喜んで食べていました。
それでも、食事の時間以外は本当に部屋から出てこない義母。
その姿を見て、私は義母の限界を感じていました。
この生活がこれ以上長引けば、義母自身のうつ状態が悪くなってしまうかもしれない。
そう思いました。
私は義母と二人きりになったとき、話しかけました。
「今日一日、助けていただいてありがとうございました。これ以上はもう大丈夫ですので、明日、駅まで送っていきます。時間が決まったら教えていただけますか?」
義母は、
「そうかい。本当に大丈夫? わかったよ」
そんな反応だったと思います。
正直に言えば、障害のある子ども3人を、これから一人でみていくことが大丈夫なはずがありません。
夫が突然入院し、私自身も心身ともに余裕がある状態ではありませんでした。
本当は誰かの助けが必要でした。
それでも、助けてもらう相手は義母ではない。
そう感じていました。
義母もまた、心に不調を抱えながら、無理をしてここまで来てくれたのだと思います。
そして何より、私自身が心を休められる相手でなければ、私まで倒れてしまう。
誰かに助けてもらうことは必要。
でも、誰にでも頼ればいいわけではない。
あのときの私は、そう感じていました。
こうして、夫の入院から三日目。
義母との生活は終わり、子どもたち3人とのワンオペ生活が始まることになったのでした。


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